ホホバオイルとは、どのようなオイルか知っていますか。スキンケアはもちろん、ヘアケアや妊娠線の予防など用途は様々。どんな肌質の方にも合うホホバオイルの使い方をマスターすることで、その美肌効果を感じることができるんです!
また、マッサージオイルのベースオイル(キャリアオイル)としても使えるのも魅力!ブレンド方法や注意点についてもまとめているので、参考にして下さい。
ホホバオイルって何?
何からできているの?
ホホバオイルは「ホホバ」と呼ばれる植物の実や種子から抽出されたオイルから作られています。ホホバとは、カリフォルニアやメキシコなどの砂漠に生える植物のこと。
砂漠でも育つ性質なので熱に強く、酸化しづらいことが特長のひとつです。古くからお肌の傷の治療・紫外線・乾燥対策などに用いられており、医療の現場でも患者の「ヤケド治療」「アトピー性皮膚炎の保湿」「人工心臓の潤滑油 」として使われるなど安全性が高いです。
特長は?
①栄養素が含まれている
ホホバオイルには、アミノ酸、ミネラル、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンEなど豊富な栄養素が含まれています。肌のターンオーバー(生まれ変わり)を促し、しみ・シワ・たるみ・くすみを防ぐなど、アンチエイジングやニキビ跡の改善に効果的です。
アミノ酸:お肌の角層層の水分を保持する役割をし、高い保湿効果が期待できます。
ミネラル:新陳代謝を活発にし、お肌にハリを与えてくれます。
ビタミンA:肌の基礎体力をあげてくれる成分で、乾燥肌の改善に効果的です。
ビタミンD:皮膚の殺菌効果を高め、バリア機能を強化する働きがあるので、アトピーを持っている方に嬉しい成分です。頭髪の再生を促進にも効果的。
ビタミンE:血流を良くして、細胞を活性化。紫外線から肌を守り、抗炎症作用もあります。
②劣化しにくい
無添加のホホバオイルは、品質を保ったまま数年間の保存しても大丈夫。劣化しにくい性質を持っているオイルなのです。その理由は、原料であるホホバが砂漠でも育つ熱に強い植物だから。
馬油など開封後1~2ヵ月で劣化しやすいオイルと比較して、ホホバオイルは急いで使い切らないでオッケーなので、とても扱いやすいオイルだと言えますね。
③肌なじみがいい
ホホバオイルの魅力は、肌なじみの良さです。
ホホバオイルに多く含まれている「ワックスエステル」は、私たちのお肌の角質層にも20~30%含まれている成分。さらに、ホホバオイルは粒子が細かいということもあり、お肌にナチュラルに馴染んでくれ、浸透力も抜群です。
④匂いがほぼない
精製されているホホバオイルは無臭。未精製のホホバオイルも匂いがとても薄くほとんど気になりません。強い香りが苦手な方など、どんな方でも使いやすいオイルです。
⑤抗菌作用がある
ホホバオイルは、優れた抗酸化作用を持っています。抗酸化作用とはどういった作用かご存じですか?
私たちの細胞は活性酸素によって金属と同じように錆びていきます。これを老化と呼びますが、活性酸素から体を守ることを抗酸化と呼びます。活性酸素が蓄積されると老化が進むだけでなく動脈硬化など疾病の原因になることが分かっています。
ホホバオイルは、抗酸化力の高い『αトコフェロール』というビタミンEを多く含んでおり、シミやシワの生成を防いだり、お肌の新陳代謝を高める機能が大きい為、アンチエイジング効果の高いオイルだと言えます。
種類は?
クリアホホバオイル
クリアホホバオイルは、無色透明。不純物を取り除くため、オイルを抽出する時に熱処理を施している精製されたオイルのことです。熱処理の際、保湿効果は維持したままですが、栄養分がなくなってしまっています。でも、この後ご紹介するゴールデンホホバオイルよりも安価で入手しやすく、低刺激なので気軽に使用できます。
ゴールデンホホバオイル
ゴールデンホホバオイルは、黄金色のオイル。化学処理をせず低温・低圧で圧搾される為、栄養分がそのまま豊富に残っており、美容効果が高いです。ベタづかず、優しく肌にしみこんでくれます。
使用期限はあるの?
未開封の場合は約2年間長期保存が可能です。開封後は1年を目安に使い切って下さい。非常に劣化しづらいホホバオイルですが一度開封すると、ほこりなどゴミが入り劣化する可能性もあるので未開封の場合より、使用期限は短くなると考えましょう。
保存方法は?
直射日光を避け、水気がない場所で常温保管します。10度前後で固まることがありますが、品質には問題はありません。暖かい場所に置くか、ぬるま湯につけるなどすると、元の状態に戻ります。
基本的にホホバオイルは劣化に強いオイルではありますが、温度変化は劣化につながる可能性もあるので、室温で保管しましょう。
ホホバオイルの選び方
使用目的で選ぶ
美容目的の場合は、栄養が豊富なゴールデンホホバオイルを選びましょう。
髪の保湿目的の場合、ベビーオイルとしての使用、お肌が敏感で肌荒れや赤みが心配な方は、より刺激の低いクリアホホバオイルから試してみるのが良いでしょう。
オーガニックかどうかで選ぶ
ますはパッケージを見て、オーガニックマークの有無を確認しましょう。オーガニックマークは、各国の有機認証機関よって基準は異なりますが、それぞれ厳しい審査をクリアした製品だけがつけることを許可されます。下記のような内容がチェックされています。
・農薬・化学肥料を使用しない。(肥料を使用する場合は、有機肥料のみ)
・農場の土壌環境や工場の衛生管理体制、また労働環境
・原材料の安全性(全成分の内、オーガニック成分の占める割合が定められている)
無添加で選ぶ
無添加のオイルはやはり安全性が高いです。価格の安いオイルは、安価なオイルと混ぜてコストを抑えている場合があるので注意が必要です。合成添加物が含まれているオイルは無添加のものと比較して品質が落ちるので、商品の成分表示を必ず確認して無添加かどうかチェックすることを忘れずに。
圧搾法で選ぶ
ホホバオイルは抽出方法が「低音圧搾法」と「高音圧搾法」の2種類あります。美容成分を保つには30度以下の温度で抽出する「低温圧搾法(コールドプレス)」がベストです。
なぜなら、ホホバオイルに含まれる美容成分の中には、熱に弱い性質のものもあり、「高温圧搾法」で抽出すると、美容効果が失われることがあるからです。
「高温圧搾法」を採用されている理由は、高温で抽出する方が手間がかからないので、製造コストを抑えられるからです。抽出方法の記載がない場合は、高温圧搾法で抽出されている可能性があるので、低温圧搾法(コールドプレス)の記載があるか確認しておきましょう。
産地で選ぶ
主な原産地は、アメリカ南西部やメキシコの砂漠地帯など北米ですが、南米のペルー、チリ、中東ではイスラエル、南半球ではオーストラリアなど世界各国で栽培され、ホホバオイルに使用されています。
特に、自然豊かなオーストラリア産のホホバから抽出したホホバオイルは、品質が高いと人気です。オーストラリアの、広大な土地・こだわった農法で栽培されたホホバはビタミンやミネラルがとても豊富。
また、オーストラリアはオーガニック先進国と言われるほど、オーガニックへの関心が高い国なので、オーガニック認証機関の基準も高く品質の良いホホバオイルができあがるのです。
ホホバオイルの使い方
効果的な活用法
①クレンジング
ホホバオイルは、クレンジングオイルとして利用するとその良さがより実感できます。ホホバオイルは保湿力が高いので、お肌を乾燥させずに洗いあげることができ、クレンジングに向いています。
もちろん汚れを落とすという作用もバッチリ。毛穴の奥までしっかりと浸透し、汚れを浮かすのであとは洗い流すだけ。クレンジング後もモチモチしたお肌が保てますよ。
②ヘアトリートメント
ホホバオイルは髪を保湿し、傷んだ部分を修復してダメージや紫外線から守ってくれます。髪のパサつきが気になる方は洗い流さないトリートメントに混ぜて使うのがおすすめ。
オイルが髪の毛の水分量の保持を助けてくれるので、しっとりとまとまります。ドライヤーの熱から髪の毛を守る役割も期待できます。ホホバオイルで、ツヤツヤの髪をキープしましょう。
③頭皮ケア
ホホバオイルに含まれるビタミンDは、頭髪の新陳代謝を上げ、髪の再生を助けてくれます。シャンプー前にホホバオイルをつけて頭皮のマッサージをすると、毛穴の汚れが落ちやすくなります。
頭皮の皮脂汚れや詰まりを放置すると、かゆみやフケなどの悩みの原因になることも。ホホバオイルを使って、定期的に頭皮のマッサージと栄養補給をしてケアを行うことが健康な髪を維持することにつながります。
④お肌の保湿
ホホバオイルは、皮膚表面に膜を張って保護してくれる役割があるので直接肌に塗ってスキンケアに使用することができます。いつも使っている乳液やクリームに混ぜても効果を感じることができるのでおすすめ。お顔以外の乾燥が気になる部位のボディケアにも使って、全身ツルツルのお肌を目指しましょう。
⑤日焼け後のケア
オイル=日焼けの為に塗るものというイメージがあるかもしれません。実は、ホホバオイルには肌の水分の蒸発を防ぐ効果があり、日焼け後のケアにピッタリです。ホホバオイルには、外的ストレスから肌を守る働きがあります。また、酸化に強く、ヤケドの治療に使用されているほど抗酸化・抗炎症作用が高いのです。
⑥ニキビケア、毛穴角栓ケア
ホホバオイルには優れた殺菌作用、反バクテリア作用、そして汚れを落とす作用があります。クレンジング等に使用すると、ニキビや吹き出物を抑えてくれます。その後のお肌のターンオーバーを促進。キレイなお肌への生まれ変わりを助けてくれるのです。
⑦オイルマッサージ
ホホバオイルは頭皮や顔以外の、ボディマッサージに使うのもおすすめ。
身体についてしまったセルライトを落とす手助けをしてくれます。ホホバオイルは、セルライトの原因である老廃物を流す効果があります。お肌に馴染むので、使い心地もとても良く、気持ちよくマッサージすることができます。
⑧アトピーケア
ホホバオイルは、炎症やかゆみを抑える効果があるため、特に敏感な肌を持つアトピー体質の方のスキンケアに有効です。また、アレルギーの原因となるバクテリアや異物から肌を守ってくれます。
アトピーの方は、皮脂を分泌する力が弱く肌が乾燥している状態です。ホホバオイルは、肌に必要な水分や油分が逃げるのを防ぎ、潤いを持続させてくれます。
⑨妊娠線の予防
女性の方は、妊娠時にお腹の膨らみで皮膚が伸び、ひび割れ状に線が出来てしまう事があります。この線のことを「妊娠線」と呼びます。お腹以外にもお尻、太ももなどにも妊娠線ができやすいと言われています。
妊娠線ができる原因は、お肌の水分が不足で皮膚が引っ張られて細胞が裂けてしまうこと。妊娠中は、お肌のターンオーバーが抑制されるなど、お肌の状態が不安定になりがち。
また、妊娠線は一度出来ると、出産後も残ってしまうことが多いので、早めの対策が必要です。不安定な状態のお肌にも安心して塗れるホホバオイルで、しっかりとケアしておきましょう。
⑩赤ちゃんのスキンケア
赤ちゃんにも保湿ケアに使うオイルのことをベビーオイルと言います。
生まれたての赤ちゃんのお肌も乾燥するの?と疑問に思う方もいるかもしれません。赤ちゃんの表皮は大人の半分程度の薄さ。とても乾燥しやすい状態の為、生まれてすぐ保湿ケアをしてあげることが大切。
肌の弱い赤ちゃんの肌には、香料など添加物の入っていないホホバオイルが向いています。ホホバオイルは、低刺激であることの他にも、傷んだ細胞を回復する力があるので、湿疹・おむつでかぶれた肌のケアにも向いているのです。
⑪入浴剤
その保湿力の高さから、入浴剤のベースとしてよく利用されているホホバオイル。自宅で自家製入浴剤として使用することも可能です。入浴は身体をリラックスさせる効果がありますが、皮膚が乾燥するというデメリットがあります。
ホホバオイルを湯船に数滴垂らすだけで、お肌の潤いを保てるので、乾燥を気にせずゆっくりと湯船につかることができますね。とても簡単にボディの保湿ケアができちゃいます♡
⑫メイクに混ぜる
ホホバオイルは、リキッドファンデーションに混ぜて使うという意外な使い方もできます。
ベタ付きが少なく肌馴染みも良いので、ファンデーションと混ぜても重くなりません。カバー力高めのファンデーションは、どうしても乾燥が気になるなど保湿力が低くなってしまいがちですが、保湿力の高いホホバオイルを加えることによって、美肌効果を加えることができます。
また、固めのテクスチャーのファンデーションと混ぜると、伸びがよくなるというメリットも。
使うときの注意点
①低温で保存しない
ホホバオイルは、室温5~10度で固まってしまうオイルです。
なるべく温度が10度以下の低温になる場所で保管しないようにしましょう。固まってしまった場合は、常温に戻すと自然と元の状態のオイルに戻ります。
②食べない
ホホバオイルは、食用ではないので料理には使用しないでください。
ホホバオイルにたくさん含まれている「ワックスエステル」という成分は、人の体内で分解できません。身体に塗る分には美容効果が高いホホバオイルですが、食べてしまうとお腹を壊したり、体調を崩す可能性があります。
ペットや子どもが過って口に入れてしまわないように、手の届かない場所で保管しましょう。
③パッチテストをする
どんな肌質の方にもおすすめでリスクが少ないホホバオイルですが、肌に合わない場合や植物アレルギーをもっている可能性もあるので、使い始める前に、腕の内側など目立たない部分で必ずパッチテストをして下さい。
塗った直後は異常がなくても、2日間は様子を見て、皮膚に変化がないか確認して下さい。もし腫れや痛みがあれば、使用を控えましょう。
おすすめのホホバオイル10選
①ACO認定オーガニックC19ホホバオイル
オーストラリア政府公認のオーガニック認定機関ACO認定を受けた「唯一の」ホホバオイルです。ACOは、世界のオーガニック認定の中でも、最も基準が厳しいとされています。
抽出方法は、コールドプレス(低温圧搾法)。美しい黄金色をした100%純粋・未精製のゴールデンホホバオイルです。肌を柔らかくしてくれる、匂いも気にならない、べた付かないと評価が高いです。全身に使用できる品質の高いオーガニックオイルでお肌に栄養補給してあげましょう♡
内容量 | 100ml |
価格 | ¥7,600(税込) |
②ホホバオイル ラニー Lanni
オーストラリア産の黄金色のゴールデンホホバオイルです。開発に30年かかったこだわりのホホバオイルで、オーガニック原料のみを使用しています。低温圧搾にて抽出された100%ピュアオイル。
マイクロフィルターを使って15段階の精製を経て出荷されています。パッケージのロゴはピンクで可愛いです。オーストラリア旅行のお土産としても人気です。
内容量 | 250ml |
価格 | ¥13,420 (税込) |
③無印良品 ホホバオイル JOJOBA OIL
無印良品のホホバオイルは、インターネットやSNSでも話題。無色透明のオイルです。リーズナブルなので、初めてホホバオイルを試す方におすすめです。オイル自体は日本産ですが、南米のペルーで無農薬で栽培されたホホバを使用しており、香料や着色料は無添加です。
シンプルなボトルなので、インテリアに馴染みますね。
内容量 | 200ml |
価格 | ¥2,559(税込) |
④ease ゴールデンホホバオイル
ease ゴールデンホホバオイルは、イスラエル産のホホバから抽出した、未精製のホホバオイルです。栄養たっぷりなのに、リーズナブルな価格なのでホホバオイルが初めての方も挑戦しやすいですね。
ベタつかずサラッと付けられると評価の高いアイテムです。軽量なので持ち運びも便利。旅行やお出かけにも持っていけます。
内容量 | 100ml |
価格 | ¥1,800(税込) |
⑤GAIA NP (ガイア・エヌピー) スキンケアオイル ホホバ (原液)
GAIA NP (ガイア・エヌピー) というアロマセラピーメーカーから発売されている黄金色の未精製オイルです。リーズナブルな価格の秘密は、原料の仕入れから生産、品質管理まで一貫して自社で行っていること。
天然由来オイルを100%配合した高い品質のホホバオイルです。ボトル内に窒素ガスを充填されていて、酸化しにくいです。品質が高く、べた付かないので全身に使いやすいオイルです。
内容量 | 80ml |
価格 | ¥1,400(税込) |
⑥オーガニックホホバオイル(ゴールデン)
US Organic社はアメリカ、ニュージャージーのオーガニックブランドです。ご紹介するオーガニックホホバオイルは、USDA(アメリカ農務省)認定のもの。こちらのオーガニック認定は毎年更新制。良質なオイルであることが保証されています!
毎年複数の契約農家からホホバの種子サンプルを取り寄せ、その中から最も品質の良い物だけを選び抜いています。抽出方法は、低温圧搾法(コールドプレス)。未精製のゴールデンホホバオイルです。
内容量 | 240ml |
価格 | ¥3,480 (税込) |
⑦spa hinoki オーガニック ホホバオイル
spa hinoki オーガニック ホホバオイルは、ペルーのホホバを使用したゴールドのオイルです。東京・赤坂にある美容サロン、桧 spa hinokiがプロデュースしています。抽出方法は低温圧搾法なので、栄養分が豊富に残っています。伸びや肌馴染みが良く、べたつかないオイル。
内容量 | 100ml |
価格 | ¥1,900(税込) |
⑧ゴールデンホホバオイル
メキシコ・ペルー産のホホバ種子から抽出されたオイルです。低温圧搾法(コールドプレス)で抽出された未精製オイルで、ミネラルなど栄養成分が豊富。無添加のオイルなのに、リーズナブル。ホホバオイルが初めてでも安心して使えます。ポンプ式でとても使いやすい商品です。
内容量 | 80ml |
価格 | ¥1,580(税込) |
⑨オイルコット ホホバゴールド
色はゴールドですが精製されたホホバオイルです。無添加・無香料、残留農薬が厳しくチェックされているので、安心の品質。非常に滑らかなオイルで、浸透性も高くマッサージにおすすめです。全身をしっかり保湿できます。付け心地もさらっとしていて、べた付かないのでマッサージ後も気分よく過ごせますね♡
内容量 | 100mL |
価格 | ¥1,500(税込) |
⑩インカオイル オーガニックホホバ ゴールド
アルゼンチンのホホバから抽出されたオーガニックホホバ ゴールド です。全身に使用できますが、髪にもよく馴染むのでヘアケアにもおすすめ。抽出方法は、低温圧搾法で未精製の為、 栄養分が豊富。ホホバオイル独特の良い香りが感じられます。大容量なので家族みんなのボディケアにも使えます。
内容量 | 1000ml |
価格 | ¥8,600 (税込) |
ホホバオイルのブレンド
他のオイルと混ぜる
乾燥が気になるとき
美容用のオリーブオイルをブレンドしてみましょう。乾燥肌の方は、水分を保持する力が弱くなっています。水分保持には油分が不可欠なのですが、その油分にオリーブオイルが適しています。オリーブオイルにはお肌を潤す皮脂の主要成分であるオレイン酸が豊富に含まれているからです。
ニキビが気になるとき
ニキビができやすい方には、グレープシードオイルをブレンドするのがおすすめです。グレープシードに含まれるリノール酸という成分には、皮脂を調整し、毛穴の詰まりを防ぐ効果があるからです。
その他、ビタミンEには抗酸化作用と血行促進、肌のターンオーバーを助ける効果があるので、気になるニキビ跡のケアにもなります。
美白が気になるとき
美白を手に入れたい方はローズヒップオイルがおすすめです。バラの実から抽出した赤いオイルで、ビタミンCを豊富に含んでいます。ビタミンCには、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用があります。
アトピーやかゆみが気になるとき
かゆみが気になる方は月見草油がおすすめ。月見草油は、ヨーロッパでは医薬品として湿疹・皮膚炎の治療に使用されているほど、お肌の炎症に効くオイルです。ガンマ-リノレン酸という成分がかゆみを抑え、保護膜のように皮膚を守ってくれます。
エッセンシャルオイルと混ぜる
エッセンシャルオイル濃度は1%以下
エッセンシャルオイル(精油)を入れる場合は、その濃度が全体の1%以下となるように、ホホバオイルにブレンドします。精油の原液は、有効成分が高濃度に凝縮されているのでホホバオイルを始め、スイートアーモンドオイルなどのキャリアオイル(ベースオイル)とブレンドしないと直接お肌に塗ることはできません。とても刺激が強いので、ブレンドの際の濃度を守る必要があるのです。
また、フェイシャル用のマッサージオイルを作る場合は、さらに低い0.5%以下の濃度にします。敏感肌の方がボディに使用する場合も同様に0.5%以下の濃度で使用した方が安心です。
避けた方がいいエッセンシャルオイル
直接お肌につけるものなので、100%天然でないもの、極端に安価なものは避けましょう。香料やアルコールなどが入っている人工的なものは、効果が薄い場合や肌荒れを起こす可能性もあります。また安価なものは品質や管理状況が心配なので気をつけるようにしてください。
赤ちゃんや子供には使用しない
精油は成分が濃縮されており、刺激が強いので、3歳未満の乳児・幼児には使用しないように。特に生後間もない赤ちゃんは視力が弱い分、香りに敏感。精油を使用してしまうと強い刺激を与えることになります。また、誤って精油を飲み込んでしまう恐れもあるので、手の届かない場所に置くようにしましょう。
光毒性のオイルは要注意
光毒性のある精油は注意が必要。光毒性とは、オイルを塗布した後の皮膚に紫外線が当たると、炎症を起こす特性のこと。グレープフルーツ、ベルガモット、レモン、アンジェリカ・ルートなどのオイルは光毒性があると言われています。
これらのオイルを肌への使用した後は、直射日光にあたるのを避けてください。肌にシミができる可能性があり、とても危険です。
髪からお肌までしっとりツヤツヤになっちゃおう!
全身に使用できるホホバオイル。美肌効果だけでなく、ニキビや肌荒れなどの皮膚疾患も改善してくれる嬉しいオイルです。上手に活用して、大切なお肌を守りましょう。
クレンジング、頭皮ケア、妊娠線予防など様々な使用方法があるので、家族みんなそれぞれが好きな使い方ができますね。お好きなエッセンシャルオイルとブレンドして楽しむのもおすすめです。注意点を守って、万能オイルであるホホバオイルを取り入れましょう。