色っぽい目元になれると人気の赤シャドウメイクですが、「似合わないかもしれないし、やり方もイマイチわからない」と二の足を踏んでいる人も多いのではないでしょうか。赤という印象的な色を使うので、似合わせるためには少し工夫が必要な場合もあります。そこで赤シャドウメイクの似合わせ方のポイントや、おすすめの赤シャドウをご紹介します。
もくじ
赤シャドウメイクの印象は?
赤い口紅やチークは使ったことがあっても、赤いアイシャドウには挑戦したことがないという人もいると思います。目元に赤を使うというのは冒険に感じますが、実際にやってみると女性らしさが前面に出る仕上がりに大満足するはずです。
目元に赤を入れると色っぽさが出るので、ここぞのデートの時や気合いをいれたい時におすすめです。血色感が出るので対照的に肌を白く見せる効果もあり、入れ方によって大人っぽくも可愛らしくもできます。ただ印象の強い色だけにアイメイク以外の場所で引き算をしないと、派手な顔になってしまう可能性があるので気を付けましょう。
赤シャドウの選び方は?
肌タイプで選ぶ
自分の肌に似合うカラーを選ぶときに基準とされるパーソナルカラーは大きく分けると、黄味寄りの肌のイエローベース(イエベ)と青白い肌のブルーベース(ブルベ)の2つで表現されます。
パーソナルカラーは正確にはプロに診断してもらうものですが、簡易的に指の第一関節をぎゅっと握ったときの色でも診断できます。指先がオレンジっぽい黄味よりの赤になるとイエベ、紫色っぽい青味がかった赤になるとブルベです。
イエベの場合
お肌の色が黄味よりのイエローベースの人にお似合いなのは、肌になじみやすいオレンジっぽい赤やブラウン系の赤です。真っ赤や青みの入った赤では肌がくすんで見えるので、黄色の入った赤を選ぶようにしましょう。
ブルべの場合
お肌の色が青みがかっているブルーベースの人にお似合いなのは、ピンクが入った赤や真紅・青みの入ったボルドーなどです。黄色の入ったブラウン系の赤は肌色が悪く見えますので、青を感じられるものを選びましょう。
種類で選ぶ
単色タイプ
パレットタイプに比べて1つ1つを自分で選べるので捨て色が無く、ニュアンスや質感などを自由に変えられるのが単色タイプの良いところです。お決まりではない色の組み合わせができるので、意外な発見があるかもしれません。1色ずつ揃えられるので、今の手持ちアイシャドウに素早く組み込めるのも赤シャドウ初心者にはうれしいポイントです。
パレットタイプ
美しいグラデーションが作れるように考えられているので、色合わせに悩む必要がありません。相性の良い色や質感の組み合わせですから、何も考えずに塗ってもバランスが崩れないのがパレットタイプの良いところです。赤シャドウを組み込む方法が不安な人は、パレットタイプを選ぶと良いでしょう。
仕上がりで選ぶ
マットタイプ
赤シャドウをはっきりと印象付けたい時には、マットタイプがおすすめです。ラメやパールが入らない分、濁らないので赤の発色が良く上品な印象になります。目尻にぱきっとアクセントとして入れたり、上にラメを重ねて雰囲気を変えたりと色々楽しめるのも良いですね。
ラメ・パールタイプ
ラメやパールが入っていると赤の印象が弱まるので、赤シャドウ初心者にも取り入れやすくなります。キラキラと存在感のある華やかな目元になるので、黒目の印象が強くなり白目も際立ちます。マットなアイシャドウでは印象が暗くなる方におすすめです。
質感で選ぶ
パウダータイプ
優しい雰囲気になるパウダータイプは、グラデーションも作りやすいので赤シャドウ初心者におすすめです。アイシャドウの中では一番オーソドックスなタイプで、軽い付け心地でふんわりとした仕上がりになります。乾燥しやすいという弱点があるので、プライマーなどの下地をしっかりつけると良いでしょう。
クリームタイプ
パウダーとリキッドの間くらいの硬さのクリームタイプは、しっとりと色っぽい赤シャドウになるので大人の女性におすすめです。乾燥が気になりがちなまぶたに艶とみずみずしさを与え、女性らしくしっとりとまとめてくれます。リキッドタイプより量の調節がしやすく、パウダーほど軽くならない赤シャドウです。
リキッドタイプ
フィット感が魅力の液状のリキッドタイプは、透明感や艶を与えてくれる赤シャドウです。潤いにあふれたまぶたを作り出すので、最近流行りの濡れ感を簡単に演出できます。液状なので量を多く出してしまいがちですが、少しずつ指に出しながら塗り重ねればナチュラルな濡れたような艶の赤シャドウが完成するでしょう。
おすすめの赤シャドウ10選!
プチプラ編
①マジョリカマジョルカ シャドーカスタマイズ RD422
さっと塗るだけでまばゆく発色するマジョリカマジョルカのシャドーカスタマイズ。きらめく光の効果で、目元が立体的に見えると人気です。RD422の熱情はピンクがかった赤シャドウで、目元をほんのりと赤く染めてくれる主張しすぎないカラー。見た目は真っ赤にみえますが、薄づきなので初心者でも使いやすい赤シャドウです。
内容量 | 1g |
価格 | 534円(税込) |
②ケイト ザ アイカラー 032 レッド
色と質感を選べるケイトのザ アイカラーは、ケイトのこだわりであるブラウン系カラーです。032のレッドも真っ赤ではなくレッドブラウンなので、肌になじみやすく使いやすい赤シャドウです。ぴったりとまぶたにフィットして、高発色なマットタイプは大人の赤シャドウメイクらしい質感。
内容量 | 1.4g |
価格 | 715円(税込) |
③エチュードハウス ルックアット マイアイズ RD302
ハートの型押しが可愛いエチュードハウスのルックアット マイアイズは、華やかなラメとつけたての発色が続く密着型のアイシャドウです。RD302はトレンドのバーガンディーカラーで、大人っぽく色気のある目元を演出します。濃い目の色ではっきりと発色しますが、ラメのきらめきで挑戦しやすい赤シャドウです。
内容量 | 2g |
価格 | 509円(税込) |
④キャンメイク パーフェクトスタイリストアイズ アンティークルビー.
ベースからアイライナーまで5色のセットになったキャンメイクのパーフェクトスタイリストアイズ。色の組み合わせを考える必要がないので、赤シャドウ初心者でも美しいグラデーションが作れます。アンティークルビーは真ん中のラメを使えば華やかなに、周りの4色だけで仕上げればマットな雰囲気に仕上がる赤シャドウです。
内容量 | 3g |
価格 | 655円(税込) |
⑤インテグレート アクセントカラーアイズ CC RD694
まぶた用のCCベースで発色や化粧もちを良くしてくれる、3色セットのインテグレートのアクセントカラーアイズCC。大人っぽいアーモンドアイが簡単に作れると人気です。RD694はパール感のある赤シャドウで、華やかな中にもしっかりとした大人の女性を演出してくれます。
内容量 | 3.3g |
価格 | 1,010円(税込) |
デパコス編
①アディクション ザ アイシャドウ 93 Alice (M)
99色のカラーが勢ぞろいしたアディクションのザ アイシャドウは、質感違いの美しいグラデーションが作れると人気です。93番のAliceは見たままの色がそのまま発色する、鮮やかなマットレッド。少量でふんわりとぼかせば可愛らしいイメージに、目尻にしっかり発色させれば大人の女性に目元を演出できます。
内容量 | 1g |
価格 | 2,200円(税込) |
②M・A・C スモール アイシャドウ オート ソース
豊富なカラーバリエーションと発色の良さが人気のM・A・Cのスモール アイシャドウは、ブレンドしやすく色持ちがよいのでメイクしたての発色がそのまま続きます。オートソースはマットな赤茶のブリックレッド(レンガ色)で、目元を一気に華やかにしてくれる秋らしい赤シャドウです。
内容量 | 1.5g |
価格 | 2,750円(税込) |
③シュウウエムラ プレスド アイシャドー(レフィル) S 160 B
なめらかにまぶたの上に伸びるので、ブレンドもグラデーションも思うがままのシュウウエムラのプレスドアイシャドー。S160Bはシアーで肌への密着度が高く、透明感のある青みよりの赤シャドウです。主張の強い赤に見えますが肌に乗せると柔らかく女性らしいカラーに変わるので、さりげないアクセントとして使えます。
内容量 | 1.4g |
価格 | 2,077円(税込) |
④NARS クワッドアイシャドー 3972
ひと塗りで濃厚に発色するベルベットのような質感で、自由に使える4色がセットになったNARSのクワッドアイシャドー。3972番のシンガポールはゴールドやブロンズ、深い赤で目元を華やかに彩る赤シャドウのセットです。マット・メタリック・スパークリングと様々な仕上がりを楽しめるので上級者にもおすすめ。
内容量 | 4.4g |
価格 | 8,280円(税込) |
⑤シャネル レ キャトル オンブル 268
ソフトでつけやすいメイクの可能性を広げる4色のパウダーが、長時間鮮やかに発色し続けるシャネルのレ キャトル オンブル。シェーディングシェード2色とディープシェード、ハイライトシェードと使いやすいセットで人気です。268番のカンドゥール エ エクスペリヤンスは、深い赤となじみの良い茶色で秋らしい目元に仕上げます。
内容量 | 2g |
価格 | 7,280円(税込) |
赤シャドウメイクのやり方
全体に薄くのせる
アイホール全体にふわっと薄く赤シャドウを乗せると、柔らかい雰囲気になります。境界線がはっきりしてしまうときつく見えるので、しっかりぼかしながら塗りましょう。下まぶたの目尻側3分の1にもふんわりと入れると、たれ目に見えてより優しくなります。
目尻にのせる
赤シャドウを目尻にのせるメイクは花魁のような色っぽさを感じさせますし、全体に赤シャドウよりもインパクトが強くなります。アイホールにはベージュやブラウンなどの肌なじみのよいカラーをのせても良いですし、カーキやピンクなど赤シャドウと相性の良いカラーでグラデーションをつけるのもおすすめです。
下まぶたにのせる
赤シャドウを下まぶたにうっすらと塗ると、泣きはらした目のようなウサギのような目元になります。思いっきり入れてしまうと違和感がありますが、細くふんわりと入れれば外国人のような透明感のある目元になります。境界線が目立たないように綿棒などでぼかしながら、うっすらと入れるのがおすすめです。
アイライナーのように使う
赤シャドウをアイライナーのように使うと、アイホールに入れるよりもはっきりとした印象になります。色っぽいだけでなく目力があり、媚びない大人の女性らしい目元は会議などで意思表示したいときにぴったりです。目頭から入れてしまうと違和感が出やすいので、目尻側3分の1に細めに入れると良いでしょう。
他のカラーと混ぜる
主張の強い赤シャドウですが、組み合わせ次第で色々な表情に変わります。補色であるカーキと合わせればカジュアルに、ゴールドと組み合わせればゴージャスにとシーンに合わせて演出してみましょう。ベージュやブラウンなら落ち着いた印象に変わるので、オフィスにも使えますよ。
【目の形別】赤シャドウメイクのポイントは?
一重の場合
シャープな印象の一重さんは目尻にポイント的に赤シャドウを入れると、血色感が足されて色っぽい印象になります。アイホール全体にはベースカラーをなじませ、目のきわに締め色を細く入れると良いでしょう。あまりにも赤シャドウが目立ってしまうようなら、ベースカラーでぼかしてグラデーションにするとまとまります。
奥二重の場合
控えめな印象の奥二重さんは、アイラインのように赤シャドウを使うと印象がはっきりするのでおすすめです。まぶた全体に色を入れてしまうと、腫れぼったく見えたりやりすぎ感が出たりします。アイラインの上に細めに赤シャドウを入れれば、さりげない色っぽさと目力が出るでしょう。
二重の場合
はっきりした大きな目が特徴の二重さんは、赤シャドウを全体にしっかり塗ってしまうと派手になりがちです。全体にうっすらと塗ったり、ベージュのアイシャドウを重ねると印象が強くなりすぎません。アイホール全体に薄く赤シャドウを塗った後に、目頭のほうから白っぽい色でグラデーションをかけていくと美しい目元に仕上がります。
赤シャドウメイクが物足りないときは?
せっかく赤シャドウを塗っているけど、なんだか物足りない…なんて時にはマスカラやアイラインを赤にしてしまうのがおすすめです。赤といってもボルドーやバーガンディーなど深めの色にすれば浮いたりしませんし、下まつ毛の目尻よりだけ赤マスカラにするのも可愛い雰囲気になります。
赤シャドウメイクが物足りないからと言って、唇や頬などアイメイク以外の場所に力を入れてしまうとバランスが悪くなります。アイメイクを同じ赤系統の明度違いでまとめて、ほかの部位はナチュラルに仕上げるのが良いでしょう。
赤アイシャドウに合うメイクは?
ベースメイク
アイシャドウやリップなどで血色感のある色をのせると、相対効果で肌は白く透明感を増したように見えます。赤シャドウを使うときにベースメイクが白すぎると、いかにもお化粧しました!と厚化粧の印象を与えてしまいがちです。肌の赤みやシミなどを抑えるだけで、後は赤シャドウの効果にお任せしてしまいましょう。
チーク
同じ赤系のチークで合わせるのがおすすめですが、濃く入れてしまうと顔の中で主張しあってしまうのでうっすらと優しく入れましょう。赤シャドウを主役にするためにベージュのチークで脇役に徹するのも良いですし、あまり色のつかないハイライトで光を集て立体感を出すのもおすすめです。
リップ
チークと同じように赤やピンク系のリップで色みを揃えるのが良いですが、こちらも控えめなカラーにした方が良いでしょう。目と頬に主張の強い赤を使ったら唇はヌードカラーでも問題ありません。ただし唇が乾燥していると赤シャドウ自体も肌荒れのように見えてしまうので、お手入れをしっかりするか艶の出るグロスを使うのがおすすめです。
赤シャドウメイクで魅力的な目元に!
おすすめの赤シャドウの選び方やメイクの仕方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。女性らしさを一気に上げてくれる赤シャドウメイクは、塗り方やバランス次第で可愛らしくもセクシーにも魅せてくれますね。
自分にぴったりの赤シャドウを選んで、魅力的な目元になっちゃいましょう!