お料理するのが楽しくなるように、ストック収納を見直してみませんか。
そして何かと詰め込んでしまう冷蔵庫。
食材が迷子にならないようにすっきり収納で、食材の無駄もなくなり節約効果が期待できます。
毎日使うキッチンこそ、楽しく使えるように収納する方法をご紹介します。
キッチンの引き出しやシンク下を利用した食品ストックの収納
キッチンの引き出しに収納している物には、何がありますか。
包丁、トング、お玉といった調理に必要なツールや、洗剤、ごみ袋、ボウルや水筒、布巾に保存容器、ホイルにラップとまだまだありますよね。
キッチンほど数多くの物が詰まっている場所は、ほかにはないかもしれません。
まず最初に、キッチンに入っている物を全て出してみましょう。
するとどうでしょう?
あっちの引き出し、こっちの引き出しからボウルが次々と出てきたり、いつから入っていたか不明な缶詰や、同じサイズの計量スプーンが3つあったり、これは使うととっておいた割り箸は1年分。
重複している物や、すっかり忘れ去られていた物がたくさんあったことに気が付かれるかと思います。
本当に使うものは、何個でしょう。
手放すことに抵抗がある場合は、複数あるものは1つだけキッチンに戻すとして、残りのものはまとめて箱に詰めておきましょう。
詰め込んだ箱は、1ヵ月開けることがなかったら、この先も開けることはなく必要なものではないですよね。
さて、必要な物はどれくらいの量になったでしょうか。
必要なものに絞ることで、食品ストックの場所を確保していきます。
次に、お料理をするときの動線を考えてみましょう。
一番長く立っている場所、手の届く場所。実際に動いてみながら、どこに何があればスムーズに動けるかをイメージすることが大切です。
そして、イメージした場所に、キッチンツール、調味料と場所を決めていきます。
キッチンツールは重ならないように、一目見てわかるようなスペースを保つと良いでしょう。
キッチンツールは使うことが目的ですので、ガラガラ空きすぎじゃないかと思うくらいスペースが空いているのが理想です。
取り出す際に、サッと取り出せると気持ちよくお料理ができますよ。
利用頻度が多い物から、場所を決めていくことによって、お料理する際の動線が無駄なくスムーズになっていきます。
空いたキッチンスペースに、食品ストックを収納していきます。
食品は、小麦粉、お米、ふりかけや缶詰と形、大きさ、量がそれぞれ異なっています。それぞれのライフスタイルによってストックの種類も異なります。
形も量も違うストック品をすっきりわかりやすく収納する方法をご紹介します。
自立しないストック品は、ファイルボックスに立てて収納します。取り出しをスムーズ行うために、詰め込みすぎないこともポイントです。
ファイルボックスの幅は、細いものからバスタオルが収まるくらいの幅広いものまであります。ストック品の大きさとキッチンの収納スペースに合わせて選びましょう。
収納する容器にもこだわって、ストック品を入れ替えると、お洒落で機能的なキッチンに大変身。収納容器は、中身がよくわかる透明なものがおすすめです。
ストック量を把握できるので、必要な時に買い足しすることで余分なストックをしなくなりますよ。
冷蔵庫の整理方法
冷蔵庫は毎日使うもの。
いつの間にか冷蔵庫の奧に追いやられた食材や食べ残しが、化石となって発見されたことはないでしょうか。
冷蔵庫の奧は、なかなか手が届きにくく、食品が置かれたままの状態になりやすいのです。
冷蔵庫もキッチンの引き出しと同じように、出し入れがしやすいこと、保管されている物が良く見えることが大切です。
冷蔵庫のメイン収納部分には、冷蔵庫の奧まで届くトレーやカゴを利用します。
トレーやかごを引き出すことによって、冷蔵庫の奧までサッと取り出すことができます。
中段、上段と引き出しやすいトレーやカゴを選ぶことで使いやすさがアップします。
トレーやカゴを選ぶときは、ホワイトなど同じ色で統一すると冷蔵庫がオシャレな収納になり、冷蔵庫を開けるのが楽しくなりますよ。
中身が見えにくいカゴを利用して収納する場合は、豆腐、納豆、カレーなど使う頻度の多い物の指定場所として、カゴの前面にラベリングをして何が入っているか分かるようにしましょう。
調味料
市販の調味料は、容器の形、色、バラバラですよね。
これを、ちょっと手を加えることで見違えるほどオシャレですっきりとした印象の冷蔵庫収納になります。
オシャレで機能的な収納とは、統一した調味料入れに詰め替えます。
詰め替えることによって、中身が分からなくならないように、調味料入れにラベリングをしましょう。
野菜
買ってきたばかりの野菜を冷蔵庫の野菜室に、ビニール袋に野菜が入ったままの状態で上から詰め込んでいないでしょうか。
ないと思って買ってきた大根が、冷蔵庫の奥底で発見されて食材の重複買いはよくあることです。
奥底で眠っていた野菜は、水分が抜けて見るのも使うのもためらうような、悲しい状態になっていたり。
このような状況からいち早く脱出する方法を伝授します。
まずは、野菜をビニール袋から出します。
そして、ここでも重要なことは、立てて収納することです。
野菜室はスペースとして見れば広いのですが、食材同士がぶつかり合ってとても取り出しにくい欠点があります。
そこで、野菜同士がぶつかり合わないように個々に収納場所を区切り、野菜室を開けたときに一瞬で何の食材があるか分かるようにしましょう。
透明な収納ボックス、紙袋のような素材、お好みで選びましょう。
保管されている野菜が一瞬でわかる野菜室になると、野菜が取り出しやすいので料理がスムーズになります。
そして、食材の重複買いがなくなりますのでお財布にも優しくオシャレで使いやすい野菜室になります。
粉物
冷蔵庫保管している常備の粉物は、どれくらいあるでしょうか。
小麦粉、片栗粉、カレー粉、お好みやライフスタイルで異なります。
ご自身の冷蔵庫に保管されている粉物を一度、冷蔵庫から全て出します。
ストックの種類と量を把握してから、粉物を入れ替える容器を選択します。
調味料と同じように、統一された容器に詰め替えることで、種類別の保管量が瞬時にわかる収納へと変ります。
ここでも、調味料と同じように透明で中身のわかる容器を選ぶことをおすすめします。内容物が迷子にならないように、ラベリングも忘れずに。
冷凍庫の整理方法
調理の時短や食材の保管に、今では欠かせない冷凍庫。
ついつい重ねて収納してしまいます。あったはずの食材を求めて、冷凍庫を開けたまま探すために費やす時間とエネルギー、どちらにしてももったいない。
冷凍庫収納のポイントは、立てて収納と保存袋です。
冷凍食品として購入してきたものは、袋ごと立てて収納します。
ブロッコリー、ご飯と自身で冷凍保存するものは、同じサイズの保存袋に小分けし、立てて収納することで、取り出しやすくなります。
小分けにすることで、使い切りとなり冷凍庫から何回も出し入れする手間を省くことができます。
キッチンでの収納は、キッチン引き出し、シンク下、冷蔵庫、どこをとっても必要なことは見える収納容器と立てて収納がポイントです。
見える化で、オシャレで使いやすいキッチンと無駄のない食材利用での節約、両方を手に入れることができますね。
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