メイク直しの正しいやり方をご存知ですか?
朝きれいにメイクしたはずなのに、ふと気が付くとファンデが粉浮きしたり、アイメイクがにじんだり…鏡を見た瞬間、ギョッとしますよね。
実はメイク直しは4つのアイテムを使うと簡単にできるんですよ。
この記事では、誰でもできるメイク直しの方法と、便利なアイテムを5つ紹介していきます。コツを掴めば1日キレイをキープできますよ♡
もくじ
メイクが崩れている女性の印象は?
自分では気づかないうちに崩れてしまうメイク。そんなメイク崩れをしている女性を周りの人たちはどう見ているのでしょうか?
ちょっとコワイかもしれませんが、正直な意見を紹介してみましょう。
・口紅がはみ出ていると恐い
・アイメイクが墨汁みたいに垂れているのを見てぞっとした
・つけまつげが片方だけない人がいて、目の大きさの違いにビックリした
・テカっていると臭そうに見える
・崩れたまま直さないならスッピンでいいのにと思う
・朝と夜では顔が違っていて別人みたい
なかなか厳しい意見が続きますね。
中には「夏は崩れてもしょうがない」「それほど気にならない」という意見もありましたが、やはりメイク崩れは本人が思っているより目立つようです。
心臓が痛くなってきた…というあなた!メイクは簡単に直すことができます!崩れにくいメイク方法も紹介しますよ!
メイク直し必須アイテム
ティッシュ
ティッシュはメイク直しの必需品ですよね。メイク崩れに気が付いた時に、ティッシュでゴシゴシこすってごまかしている人も多いのではないでしょうか。
実はこのゴシゴシは肌にとってけっこう刺激が大きなものなのです。
メイク直しにティッシュを使う時は、なるべくローションを含んだティッシュを使うか、ゴシゴシこすらないようにしたいものです。
ティッシュは肌の水分や油分を吸収しやすいので、かえって乾燥をまねくことがあるんですよ!
メイク崩れに気が付いたら、乱れた部分をそっとティッシュでぬぐい取ってからメイク直しに入りましょう。
乳液
ティッシュで崩れたファンデや皮脂を取り除いたら、次は乳液の出番です。
「メイク直しに乳液!?」と思った人は、いつもティッシュで拭き取ってファンデを塗り直すだけですませていませんか?
実は乳液こそがキレイにメイク直しをする重要ポイント!
乳液には適度な油分が含まれているので、ファンデーションなどのメイクを落とす働きがあるのです。
さらにクレンジングと違って肌につけたままにできるので、肌にも安心ですよね。メイク落としと保湿効果の一石二鳥というわけです。
使い方は、ティッシュやスポンジ、コットンなどに乳液を含ませて、崩れた部分にポンポンと乳液をなじませていくだけ。
乱れたところが均一になるので、あとは軽くファンデを塗り直すときれいにカバーできます。
いつも使っている乳液をミニボトルに入れておくと、簡単キレイにメイク直しができますよ♪
綿棒
綿棒はメイクをするときにも活躍するアイテムですよね。
はみ出たアイラインやマスカラの修正などに使っている人も多いと思いますが、メイク直しでも綿棒は大活躍してくれます!
特に目元の細かい部分はティッシュではなかなかきれいに直せないもの。
ともすると塗り直しをしたことでかえって崩れが目立ってしまうこともありますが、綿棒なら繊細な部分も簡単に直せます。
アイラインがヨレたりマスカラが乱れてしまったときは、マスカラで手早く修正しましょう。使ってみると思っている以上に快適に直せますよ!
コンシーラー
コンシーラーといえば肌の色ムラやニキビ跡、シミなどを隠す美肌の心強い味方。朝のメイクには重宝しますよね。
ところがこのコンシーラー、メイク直しでも便利なアイテムなのです!
先端が細い部分用のコンシーラーは崩れた部分だけを直すのに最適なサイズ。肌悩みを隠してくれて、しかも密着度も高いのでファンデ代わりとしても使えるのです。
仕上げに軽くパウダーをはたけば、どこを直したのかわからないほどナチュラルに仕上がります♪
【夏におすすめ】メイク直しのやり方
厚塗り化粧をしないのが大前提!
暑い夏は毛穴の開きや皮脂が気になりますよね。朝のメイクは、とにかく皮脂崩れを起こさないことを第一に考えましょう。
最初のベースメイクは下地ですが、下地にもさまざまな効果があるものがあります。夏は皮脂が出やすくなるので、皮脂を吸着する働きがあるものを選びましょう。
このとき、肌の色ムラなどをカバーしようとして厚く塗るのは逆効果。ドロドロに崩れやすくなります。
また、ファンデーションや仕上げのパウダーもごく薄く、が基本です。下地と同様、厚塗りすればするほど、崩れやすくなるので注意しましょう!下地と同様、厚塗りすればするほど、崩れやすくなるので注意しましょう!
ステップ1 ティッシュで余計な皮脂を取り除く
満員電車で通勤している人などは、午前中に早くもメイク崩れが気になるかもしれませんね。
メイクが崩れているのに気が付いたら、なるべく早くティッシュでその部分を軽く押さえて、汗や皮脂を拭き取りましょう。
ティッシュは小さく折って使うこともできるので、目尻や小鼻の修正にも便利ですよ。
この時、皮脂が気になるからといってあぶらとり紙を使うのは逆効果です。あぶらとり紙はぐんぐん皮脂を吸い取るので、肌を乾燥させてしまう可能性があります。
特にオイリー肌の人は1日に何度もあぶらとり紙を使う人がいますが、使いすぎには注意!
肌が乾燥すると、それを補うためにさらに皮脂が出るためメイク崩れしやす肌を作り出してしまうのです。
ステップ2 乳液で整える
崩れた部分をティッシュで整えたら、スポンジやコットンなどを使って乳液をなじませていきます。この作業には崩れたファンデーションをなめらかにする目的と、保湿する目的があります。
油分を含まない化粧水ではこの効果は期待できないので、必ず乳液を使うようにしましょう。
また、メイク直しはつい急ぎたくなるものですが、乳液はなるべく丁寧になじませて、乾いてからコンシーラーやファンデ、パウダーなどを重ねるときれいに仕上がりますよ♪
ステップ3 気になる部分にコンシーラーを
乳液で土台を整えたら、ファンデーションが剥がれた部分を修正していきます。
この時、ファンデーションを使うのもアリですが、おすすめはコンシーラーです。くすみやシミなどをきれいに隠してくれるので、肌の印象が明るく見えるようになりますよ♪
メイク直しも朝のメイクと同様、厚塗りはかえって崩れやすくなるので、コンシーラーは薄くつけるだけにします。
いったん手の甲に出してから指先や綿棒で重ねていくときれいに仕上がります。
ステップ4 仕上げはパウダーで
ここまでできたら、あとは仕上げのパウダーです。コンシーラーで肌の土台をなめらかに整えたら、フェイスパウダーをブラシで薄くつけていきます。
フェイスパウダーには透明のものやピンクなどがありますが、透明のパウダーをのせると肌に透明感が出ます。
ピンクは血色感を演出するので、くすみが気になる午後はピンクを使ってもいいかもしれませんね。
【冬におすすめ】メイク直しのやり方
ベースメイクはしっとりタイプで乾燥対策
冬の肌はとにかく乾燥しがち。頬がガサガサしたり、目元の乾燥小じわが気になる人が増えて来る時期です。
乾いた空気で肌がカサつかないように、しっとり感を大事にしましょう。
スキンケアをしっとりタイプのものに変え、外出中はマスクをすると乾燥予防に効果的です。また、特に乾燥しやすい目元はアイクリームを使って保護してあげましょう。
ベースメイクではパウダーファンデーションをリキッドファデーションやクリームファンデーションにすると、乾燥による崩れを防ぎやすくなります。
ステップ1 まずは保湿を
乾燥対策には1にも2にも保湿が大事です!朝のメイク前はもちろん、メイク直しをする時でも化粧水でしっかり水分を与えてあげましょう。
メイクをしている日中はスプレー式のメイクの上から使える化粧水が便利ですよ。メイクが崩れた部分だけでなく、顔全体にもしっとりと水分補給ができます。
また、使う化粧水は成分にも目を向けたいものです。
化粧水にはアルコール(エタノール)が入っているものが多くありますが、アルコールはさっぱりとした感触で使い心地が良い反面、蒸発するときに肌の水分を奪いやすい性質があります。
冬はなるべくアルコールが入っていないものを使うのがおすすめです。
ステップ2 余計な皮脂をティッシュでオフ
保湿ができたら、次は崩れたメイク部分の修正に入ります。
使うのはティッシュやスポンジがいいでしょう。ゴシゴシと落とすのではなく、乳液を使いながら軽くトントンと叩くようにして落としていきます。
また、肌に触れるものは清潔第一です。皮脂や汗と混ざり合ったファンデーションに触れたスポンジを放置しておくと雑菌が繁殖してしまうことも…!
一度使ったスポンジはなるべく毎回洗うようにしましょう。夜クレンジングをする時に一緒にクレンジングで洗うとラクですよ♪
ステップ3 パウダーは絶対ではない
崩れた部分のファンデを整えたら、パウダーで仕上げるのが一般的です。
ただ、パウダー自体が皮脂を吸収するものなので、乾燥する季節や乾燥肌の人にはやや不向きなところがあります。
乳液で肌とファンデをなじませたら、パウダーではなく、水分が多いリキッドファンデで仕上げをするといいでしょう。
同様に、乾燥しやすい頬もパウダーには要注意。チークもパウダーよりクリームタイプのほうがおすすめですよ♪
簡単メイク直しにおすすめアイテム5選
①クラブコスメチックス エアリータッチデイエッセンス
メイク直し用のスティックタイプの保湿美容液です!メイクの上から直塗りできるので、メイク崩れが気になったときにササッと塗るだけでうる肌復活!
ひんやりとした感触なので夏のメイク直しにも気持ちいいですよ♪
内容量 | 5.6g |
参考価格(amazon) | 1,620円 |
②ヒロインメイク ビューティーチャージ CCパウダー
メイクの仕上げを美しく見せてくれるフェイスパウダーです!
青・ピンク・ベージュの3色がマーブル模様になって入っており、くすみ・色ムラ・クマを目立たないように補正してくれます。
これひとつでうるおい効果・UVカット、コントロールカラー・肌色補正・フェイスパウダーの5つの働きをしてくれます。
メイク直しにはもちろん、朝のメイクの仕上げにもおすすめです!
内容量 | 8g |
参考価格(amazon) | 1,512円 |
③エテュセ 薬用アクネ ポアケアローション(ミスト)
メイクの上からでも使える薬用の毛穴ひきしめローションです!
皮脂や毛穴の開きが気になったらシュッとひと吹き。ミストがすっと毛穴をひきしめ、肌荒れ・ニキビ予防ができます。
逆さにしてもスプレーできるので、背中ニキビができる人にもおすすめですよ♪
内容量 | 80ml |
参考価格(amazon) | 1,296円 |
④イニスフリー ノーシーバム ミネラルパウダー
メイク崩れの原因のひとつである皮脂をコントロールするパウダーです。
皮脂を吸着して肌をワントーンアップさせてくれるので、メイク直しの最後の仕上げにぴったり。これがあればいつも赤ちゃんのようなすべすべ肌をキープできますよ♪
内容量 | 5g |
参考価格(amazon) | 810円 |
⑤平和メディク ビューティーメンボー メイク直し綿棒
メイク直しのための綿棒です。クレンジング液が配合されいてるので、はみ出たアイメイクやにじみもラクラク修正!
個包装になっているので化粧ポーチに入れておくのに邪魔にならないサイズなのもいいですね。「こんな綿棒が欲しかった!」というのを実現させた商品です。
内容量 | 10本 |
参考価格(amazon) | 435円 |
メイクを直して夜まで可愛さをキープ♡
メイク直しのコツと、季節ごとのメイク直しの方法を紹介しました。
メイク崩れの原因となる皮脂や汗を完全に止めることはできませんが、メイク方法や皮脂吸着アイテムなどを使うとメイク崩れを防ぎやすくなりますよ。
また、いったん崩れてしまったメイクはゴシゴシこするのではなく、乳液を含ませたティッシュやスポンジでなじませて落とすのがキレイに仕上げるコツ。
今まで崩れたメイクを上手く直せなかった人は、ぜひメイクアイテム選びやお直し方法の参考にしてみてくださいね♪